
アンドリュー・ワイルズ(Andrew Wiles)
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この人は?
サー・アンドリュー・ジョン・ワイルズ(Sir Andrew John Wiles, 1953年4月11日 - )は、イギリスの数学者。「フェルマーの最終定理」を証明したことで知られる。専門は数論。1982年よりプリンストン大学教授、2010年よりオックスフォード大学教授。 経歴 10歳のときにフェルマーの最終定理に出会い数学の道を進む。1974年にオックスフォード大学で数学の学士号を取得後、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジに入学し博士号を取得。大学院でジョン・コーツの指導の下、岩澤理論と楕円曲線論を研究し、博士号を取得した。1982年よりプリンストン大学教授。1989年王立協会フェロー選出。2010年よりオックスフォード大学教授。 フェルマーの最終定理の証明(1995年)の他にも、主な業績に岩澤理論の主予想の証明(1984年、バリー・メイザーとの共同研究)やバーチ・スウィンナートン=ダイアー予想に関する貢献(博士課程でのコーツとの共同研究)などがある。 フェルマー予想の証明 (詳細はワイルズによるフェルマーの最終定理の証明の項目を参照のこと) 以前から数論における優れた研究者として著名だったが、1993年6月23日、谷山–志村予想を半安定な場合について解決したと突如発表し、その系として「フェルマーの最終定理」を証明したと宣言した。彼はそれまで7年もの間この仕事に専念していたが、ほぼ完全に秘密とし、突然発表したため周囲を驚愕させた。証明の内容は更に驚異的なもので、数論の様々な分野から当時最新の、しかも深い結果を大量に動員していた。ある数学者がこれを評して曰く、「数学者というものは各人ばらばらの目標を立てて研究して来たように見えて、実は全員がフェルマー予想に取り組んでいたのだ」。最初の発表の場であったケンブリッジ大学の講演(1993年6月21日 - 23日)では、事前にフェルマーの定理を証明したと告知していたわけでないにもかかわらず、噂が噂を呼んで、ジョン・コーツ、バリー・メイザー、リチャード・テイラーなど、多くの数学関係者が押しかけてきた。教室は満席で、立ち見まで出るほど盛況だったという。