
ダニー・コーエン(Danny Cohen)
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ダニー・コーエン(Danny Cohen、1937年12月9日 - 2019年8月12日)は、イスラエル出身のアメリカ合衆国の計算機科学者である。コンピュータネットワークを専門とする。ARPAnetプロジェクトに携わり、インターネットの様々な基本的なアプリケーションの開発に貢献した。コーエンは、1980年4月1日に発表した"On Holy Wars and a Plea for Peace"(聖戦と平和の嘆願について)というジョークRFCの中で、ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』から借用した「エンディアン」という用語を初めて使用した。コーエンは、いくつかの大学で計算機科学の教員を務め、民間企業で働いてきた。 生涯 コーエンは1963年にイスラエル工科大学(テクニオン)を卒業し、数学の学士号を取得した。 1967年、コーエンは汎用コンピュータ上で動作する初のリアルタイム・ビジュアル飛行シミュレータと初のリアルタイム・レーダー・シミュレータを開発した。コーエンの飛行シミュレータの研究は、ハーバード大学のアイバン・サザランドと共同で開発した、コンピュータグラフィックスにおける線分クリッピングのアルゴリズムであるコーエン=サザランド・アルゴリズムに繋がった。コーエンはサザランドの指導の下で、1969年にハーバード大学で博士号(Ph.D.)を取得した。彼の博士論文のタイトルは"Incremental Methods for Computer Graphics"(コンピュータグラフィックスのためのインクリメンタル手法)だった。 大学卒業後は1973年までハーバード大学で計算機科学の教員を務めた後、1976年にカリフォルニア工科大学で勤務し、南カリフォルニア大学情報科学研究所に移籍して、ARPANet(および初期の開発中のインターネット)上でリアルタイムの音声会話を可能にするためのパケットボイスプロジェクトに取り組んだ。コーエンが開発したNetwork Voice Protocol(NVP)は、Voice over Internet Protocol(VoIP)の前身となった。1981年、コーエンは自身のビジュアル・シミュレータをARPANet上で動作するようにしたが、これはパケット交換ネットワークのリアルタイム・アプリケーションへの初期の応用だった。