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アーリヤバタ

アーリヤバタ(Aryabhata)

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この人は?

アーリヤバタ(梵: आर्यभटः、IAST: Āryabhaṭa、476年3月21日ー 550年頃)は、古典期インドの天文学者、数学者。著作に『アーリヤバティーヤ』(499年)と『アーリヤシッダーンタ』がある。各種の天文常数や円周率などの定数の精密化、ギリシア数学を取り入れたインド数学の発展、インドの数理天文学の開拓といった業績がある。 呼び名 10世紀の同名の数学者と区別する必要がある場合はローマ数字のIを付加してアーリヤバタI(Aryabhata I)と表記する。また、出身国とされる国の名前を取って、アーシュマキーヤ(āśmakīya)とも呼ばれる。現代のラテン文字による文献においては、"Ārya-" に "-bhaṭṭa" の接尾辞を繋げて、"Āryabhaṭṭa" と綴る例があり、インド共和国最初の人工衛星の名称もその綴りとされた。サンスクリットの接尾辞 "-bhaṭa" は「金で雇われた人、傭兵」などの意味である一方で、"-bhaṭṭa" には「教養のある人、学者」などの意味がある。したがって、"Āryabhaṭṭa" の方が尊敬の意味合いが込められているのであるが、ヴァラーハミヒラ、バースカラI、ブラフマグプタその他、前近代の文献においては一貫して Āryabhaṭa である。したがって、"Āryabhaṭṭa" の綴りの妥当性は疑わしい。なお、日本語文献においては、アーリヤバタとカナ表記する場合もある。 前半生 アーリヤバタが活動したのは、西暦紀元500年前後のグプタ王朝である。グプタ朝においては、西方世界との文化的接触に影響を受けて、ヴェーダ時代の天文・数学が復活した。5世紀から10世紀ごろまでのインド数学研究の中心地は、クスマプラ、ウッジャイニー、マイソールにあり、アーリヤバタが活躍したのはクスマプラである。クスマプラとは、グプタ朝の首都であったビハール州パトナのことで、5から6世紀に繁栄を極めたナーランダー僧院があった。ナーランダー僧院には大きな天文台があり、アーリヤバタは同僧院の院長であったとみられる。

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