
Thomas Piketty
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トマ・ピケティ(仏: Thomas Piketty、1971年5月7日 - )は、フランスの経済学者。経済学博士。パリ経済学院 (仏: École d'économie de Paris、EEP) 設立の中心人物、教授。社会科学高等研究院の研究部門代表者。 パリの国立高等師範学校出身。経済的不平等の専門家であり、特に歴史比較の観点からの研究を行っている。膨大な統計データを利用して格差と再分配の問題を考察した2013年の著書『21世紀の資本』で一躍時代の寵児となった。 経歴 トマ・ピケティは、パリ郊外のクリシーに生まれた。両親は、裕福な家庭の出であったが、1968年のパリ五月革命に関わり、ともにトロツキストのグループである労働者の闘争の活動家であったが、後に南仏オード県で山羊を育てる生活に入った。学校で優秀な生徒であったピケティは、バカロレアをC種で取得し、数学の準備講座をリセ・ルイ=ル=グランで受講した後、1989年に18歳でパリの国立高等師範学校 (ENS)に進学し、経済学への関心を深めた。1991年にソビエト連邦を訪問した経験はピケティに資本主義、私有財産、市場経済の正当性を確信させるのに十分であった。 1991年にパリ経済学校の政治経済分析の共同博士準備資格(DEA)を取得した後、ロジェ・ゲスネリ(Roger Guesnerie)教授を指導教員として社会科学高等研究院及びロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で学び、22歳で富の再分配の理論研究を博士論文として提出し、経済学の博士号(European Doctoral Programme in Economicsと呼ばれるプログラムの共同学位である)を得た。 「富の再分配の理論についての考察(仏: Essais sur la théorie de la redistribution des richesses)」と題されたこの論文は、フランス経済学会(仏: l'Association française de sciences économiques)による1993年の最優秀論文賞を与えられた。 著書『21世紀の資本』はアメリカでは2014年春の発売以降、半年で50万部のベストセラーとなっており、多くの言語で翻訳されている。 ピケティは『リベラシオン』紙に定期的に寄稿しており、『ル・モンド』紙にも時おり寄稿している。