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ロバート・ムガベ

ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)

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ロバート・ガブリエル・ムガベ(ショナ語: Robert Gabriel Mugabe, 1924年2月21日 - 2019年9月6日)は、ジンバブエの政治家。ジンバブエ首相(初代)、大統領(第2代)、アフリカ統一機構議長(第35代)、アフリカ連合議長(第13代)、ジンバブエ・アフリカ民族同盟代表、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線代表(初代)などを歴任した。1980年に首相に就任して以来、37年間にわたってジンバブエに君臨したが国防軍にクーデターを起こされ、2017年11月21日に大統領を辞任した。黒人民族主義者およびマルクス主義者である。 大統領に就任して数年の頃は世界中から称賛されたが、後に「世界最悪の独裁者」と呼ばれた。ムガベが「世界最悪の独裁者」と呼ばれるようになったきっかけは、1990年代末に始まった白人財産の補償なしの徴収にあった。失政、暴言、汚職、拷問、地位を利用した蓄財、選挙不正、病気の流行、食糧不足とあらゆる問題や疑惑が持ち上がり、「殺人暴君」とも呼ばれた。その一方で、ムガベは意図的に人種を政治的に利用した点で、現代のポピュリストの先駆けという指摘がある。 概要 西マショナランド州ジンバ郡出身。師範学校での勤務を経て政治運動に参加した。ローデシア紛争では白人政権による人種差別政策に対抗すべく黒人の抵抗闘争を展開し、ローデシア政府を率いるイアン・スミスと対立した。しかし、ジンバブエ・アフリカ民族同盟を率いて総選挙で大勝したことから、1980年にジンバブエが正式に成立すると初代首相に就任した。 その後、ジンバブエの政体が議院内閣制から大統領制に移行するのに伴い、従来は儀礼的な役割のみを担ってきた大統領に権限が集中することになった。それに合わせて、1987年に第2代大統領に就任した。初代首相に就任して以来、合計35年以上にわたってジンバブエを率いた。順調な経済成長を達成するとともに、教育水準の向上や医療の改善を達成し、その治世は「ジンバブエの奇跡」と称賛された。ところが、2000年代以降は白人農場の強制収用など過激な政策を打ち出して経済が混乱、ハイパーインフレーションが発生するに至った。 複数の学位を所持し、アフリカでもっとも教育水準が高い指導者とも評されていた。反植民地闘争を展開してジンバブエの独立に道筋をつけた英雄として、アフリカでは今なお一定の敬意を払われている。アフリカ統一機構議長やアフリカ連合議長といった国際機関の要職も歴任した。

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