
ペーター・グリューンベルク(Peter Grünberg)
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ペーター・アンドレアス・グリューンベルク(Peter Andreas Grünberg、1939年5月18日 - 2018年4月7日)はドイツの物理学者で、巨大磁気抵抗を発見した人の一人である。ドイツのユーリヒ固体物理研究所教授。彼の研究成果はギガバイトハードディスクの成功へつながった。2007年にアルベール・フェールとともにノーベル物理学賞を受賞した。 経歴 当時ベーメン・メーレン保護領だったピルゼン(現チェコ・プルゼニ)に生まれた。1945年、ドイツの第二次世界大戦敗戦に伴い一家はチェコの収容所に入れられ、シュコダのエンジニアだった父が11月に収容所で死去。翌1946年、グリューンベルクは母とともにヘッセン州ラウターバッハ郊外の村フリッシュボルンへ移り、ラウターバッハのギムナジウムに通った。 1962年からフランクフルト大学、さらにダルムシュタット工科大学に通い1966年に物理の卒業資格をとり1969年にPh.D.を取得した。1969-1972年にカナダ・オタワのカールトン大学で博士研究員として勤めた。後にユーリヒ固体物理研究所で、薄膜と多層膜磁性の研究者リーダーとなり2004年に引退するまで務めた。 主要な業績 1986年に反平行な交換結合をする強磁性体層を発見した。それらの層は薄い非磁性体の層で分けられている。1988年には巨大磁気抵抗効果 (GMR) を発見した。この効果によって多層膜は結合できる。またGMRは同時期かつ独立にアルベール・フェールによってパリ第11大学で発見されている。これは現代のハードディスクの読み取りヘッドとして広く使われてきた。GMRのその他の応用として不揮発性磁気抵抗メモリ (MRAM) がある。2006年にヨーロッパ特許事務所とヨーロッパ委員会は1988年を“大学と研究所”の部門でヨーロッパ発明者の年と名づけた。 主要な論文 Magnetfeldsensor mit ferromagnetischer, dünner Schicht[1] Magnetic field sensor with ferromagnetic thin layers having magnetically antiparallel polarized components[2][3] Grünberg, Peter, Y. Suzuki, T. Katayama, K. Takanashi, R. Schreiber, K. Tanaka. 1997. "The magneto-optical effect of Cr(001) wedged ultrathin films grown on Fe(001)". JMMM . 165, 134. P. Grünberg, J.A.