
ナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)
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ナジブ・アルマンド・ブケレ・オルテス(スペイン語: Nayib Armando Bukele Ortez、1981年7月24日 - )は、エルサルバドルの政治家、実業家、独裁者。現在、同国大統領を務める。 2019年の大統領選挙に「国民統合のための大連合」 (GANA) から立候補し、当選。ファラブンド・マルティ民族解放戦線 (FMLN) と民族主義共和同盟 (ARENA) という、国内の二大政党以外から誕生した大統領としては、ホセ・ナポレオン・ドゥアルテ(1984年 - 1989年在任)以来であった。エルサルバドル大統領として2回目の就任をするのは1944年以来初。2021年、タイム誌の世界で最も影響力のある100人に選出された。 経歴 実業家で工業化学者の父親アルマンド・ブケレ・カッタン(1944年12月16日-2015年11月30日)と母親オルガ・マリーナ・オルテスのあいだに、サンサルバドルで生まれる。1999年、18歳でエスクエラ・パンアメリカーナで中等教育を修了した。ブケレはサンサルバドルのセントラルアメリカン大学に入学し、弁護士を目指して司法学を学んだが、父親の事業の一つであるノエルク広告代理店で働くために中退した。ノエルクは左翼エルサルバドル政党ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)の選挙運動を行った。また、早くから起業家精神にあふれ、1999年に18歳でマーケティング会社オーバーメット(別名4amサーチ&サーチ・エルサルバドル)を設立し、1999年から2006年と2010年から2012年まで社長を務めた。同社は2004年のシャフィク・ハンダル、2009年のマウリシオ・フネスのFMLN大統領選挙キャンペーンの政治広告を流した。ブケレは2009年から2012年まで、エルサルバドルでヤマハ製品を販売・流通するヤマハモータースエルサルバドルの社長を務めた。ブケレはビジネスキャリアの中で、自分自身を「大きな未来を持つビジネスマン」(empresario con gran futuro)と呼んでいた。 2012年、ファラブンド・マルティ民族解放戦線 (FMLN) からラ・リベルタ県ヌエボ・クスタトラン市長選挙に立候補し、2862票を得票して当選した(得票率50.68%)。同年5月1日に市長に就任した。 2015年にはサンサルバドル市長選挙に同じくFMLNから立候補し、8万9164票を得て当選した(得票率50.37%)。対立候補の実業家で元副市長、エドウィン・サモラ(民族主義共和同盟 (ARENA) 所属)の得票数は、8万2288票 (同46.49%) に留まった。このときまで6年間、サンサルバドルの市政はARENAが掌握していた。市長就任は5月1日であった。 2017年2月には台湾の台北市を訪問し、中華民国総統の蔡英文と会談した。