
ミシェル・テメル(Michel Temer)
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ミシェル・ミゲル・エリアス・テメル・ルリア(葡: Michel Miguel Elias Temer Lulia ブラジルポルトガル語発音: [miˈʃɛw miˈɡɛw eˈliɐs ˈtemeɾ luˈliɐ]、1940年9月23日 - )は、ブラジルの政治家、法律家、作家であり、同国の第37代大統領を2016年8月31日から2018年12月31日まで務めた。 前大統領ジルマ・ルセフの弾劾裁判および罷免を受けて、2011年より副大統領であった彼が就任した。ルセフが弾劾裁判で職務停止になった2016年5月12日から、テメルは大統領代行を務めていた。75歳での就任は、同国最年長の大統領である。 ルセフ大統領を解任する2016年8月31日の上院評決(61対20)で彼女の後をテメルが継ぐことになり、彼女の残り任期2年を務めあげた。就任最初のスピーチで、テメルは「国民救済」政府を提唱してブラジル国民の信頼を求めた。彼はまた年金制度と労働法を全面的に見直し、公共支出を抑制する意向を示した。 2017年の世論調査ではテメル政権支持が7%に留まり、回答者の76%がテメル辞任を支持していることが示された。辞任を求める声が大きいもかかわらず、テメルは辞任を拒否した。2018年の選挙でテメルは大統領に立候補せず2018年12月31日で退任、翌2019年1月1日にブラジル大統領はジャイール・ボルソナーロへと引き継がれた。 その後2019年3月21日、テメルはマネーロンダリング(オペレーション・カー・ウォッシュ)等の疑いで逮捕された。3月25日、テメルの代理として控訴審裁判官により人身保護令状が発行された。 生い立ちと学生時代 サンパウロ州ティエテに生まれたテメルは、1925年にブラジルに来た マロン典礼カトリック教会のレバノン移民ナホール・ミゲル・エリアス・テメル・ルリアとマーチ・バーバル・ルリアの息子である。彼の両親は第一次世界大戦による飢餓や政情不安から逃れるため、レバノン北部の小さな村アバーディーヤからブラジルに移住した。テメルは8人きょうだいの末っ子にあたる。テメルはアラビア語が堪能ではないものの、アラビア語での会話内容を把握することはできる。 テメルは幼少期にピアニストになることを夢見ていたが、彼の町にはピアノ講師がいなかった。ティーンエイジャーの頃に、彼は作家を志望した。高校1年生の時に化学と物理学の授業についていけず、彼は理数系の「学者コース」を諦めた。1957年、彼はサンパウロに引っ越すと人文学と語学が主要構成の文系「学者コース」で高校を卒業した。