
キラン・ベディ(Kiran Bedi)
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キラン・ベディ(ヒンディー語: किरण बेदी; 英語: Kiran Bedi 1949年6月9日 -)は、インドの社会活動家。また、1972年に就任したインド警察 (IPS)における管理職初の女性警察官、第24代ポンディシェリ副知事(任期2016年5月28日 - 2021年2月16日)としても知られている。ベディは警察研究開発局長として35年間勤め、2007年に自主退職した。 概要 キラン・ベディは、父プラカシュ・ラル・ペシャワリア(Prakash Lal Peshawaria)と母プレム・ラタ(Prem Lata )の二女として生まれた。生まれ故郷アムリトサルの聖心修道院付属学校のかたわら軍幼年学校と大学予備校に通い、国立女性大学を経てパンジャブ大学(チャンディーガル)を首席で卒業。カルサ女子大学において政治学の講師を勤め(1970年-1972年)、1972年7月、インド警察に入隊し2007年まで各職についた。 インド警察時代 ベディは警察時代に多岐にわたる任務を遂行した。赴任先はデリー、ゴア、チャンディガール、ミゾラム州にわたる。 デリーではチャナキャプーリ(Chanakyapuri)警視補(ASP=Assistant Superintendent of Police )を務めて1979年に大統領警察メダル表彰を受けた。デリー市西部に転勤すると、女性に対する犯罪の発生を抑えた。交通取り締まりを担当した1982年アジア競技大会(デリー)、1983年に英連邦首脳会議(ゴア)を経てニューデリーでは警察副長官を拝命し薬物乱用対策を打ち出し、やがてナヴジョティ・デリ警察協会へと発展する(2007年以降はナヴジョティ・インド協会に改称)。 警官時代のベディを有名にしたエピソードとして、インディラ・ガンディー首相の車を駐車違反のとがで移動させたことが伝わると、〔クレーン・ベディ〕と呼ばれた。 1993年、キラン・ベディはティハール刑務所所長に任命され、受刑者の待遇改善に努めた。この刑務所はインドで最大規模であり、受刑者は理想的とは言えない状況におかれていた。ベディは、衛生状態の向上や、囚人の苦情受付などに心を砕き、環境を大きく改善した。また囚人から有志を募って初等教育や外国語教育、ヴィパッサナー瞑想などを受けさせるなど、まったく新しい試みも導入する。その功績により1994年、アジアのノーベル賞とも称されるマグサイサイ賞を受賞した。 ベディは2003年、国際連合代表団で女性初、インド初の国際連合文民警察の長官を拝命、国際連合平和維持活動局の文民警察顧問を委嘱され、これらの功績に対して国際連合よりメダルを授与される。 公務に従事する間も研鑽を重ねて論文を書き、インド工科大学においてPh.D.の学位を授与された(1993年)。