
カマル・ハーサン(Kamal Haasan)
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カマル・ハーサン(Kamal Haasan、1954年11月7日 - )は、インドの俳優、映画監督、脚本家、プレイバックシンガー、テレビ司会者。タミル語映画を中心にテルグ語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画、ヒンディー語映画、ベンガル語映画に出演した。インド映画界で最も知名度のある俳優の一人であり、多くの新しい映像技術をインド映画に導入した映画製作者としても知られている。無神論者としても知られ、脚本家として神の存在に疑問を問いかけるような作品も手掛けている。これまでにラシュトラパティ賞、国家映画賞、フィルムフェア賞、フィルムフェア賞 南インド映画部門、タミル・ナードゥ州映画賞、ナンディ賞を受賞しており、長年にわたる映画界への貢献を認められカライマーマニ賞(1984年)、パドマ・シュリー勲章(1990年)、パドマ・ブーシャン勲章(2014年)、芸術文化勲章(シュヴァリエ、2016年)を授与されている。 映画以外にもHIV/AIDSに感染した児童たちの支援を目的とした「Hridayaragam 2010」のプロジェクト・アンバサダーを務め、小児癌救済基金を創設するなど福祉活動も積極的に行っており、インド首相ナレンドラ・モディからは「クリーン・インディア・ミッション」のアンバサダーに指名された。また、ファッション・ブランド「KH House of Khaddar」も立ち上げている。2018年には地域政党・人民正義センターを立ち上げて政治活動を始め、2025年からは連邦上院議員を務めている。 生い立ち 1954年11月7日、弁護士で独立運動家のD・シュリーニヴァーサンとラージャラクシュミの息子として生まれる。生家はアイエンガル(タミル人バラモン)で、「パルタサーラティ・シュリーニヴァーサン(Parthasarathy Srinivasan)」と名付けられたが、後に「カマル・ハーサン(Kamal Haasan)」に改名された。カマルはサンスクリット語で「蓮」を意味するが、名前は父の友人でムスリムの独立運動家だったヤーコブ・ハッサン(Yaakob Hassan)に由来するといわれていた。しかし、カラン・ターパルの取材の中で、由来はサンスクリット語の「Hāsya」であり、ヤーコブ・ハッサンを由来とする説は「メディアが作った物語に過ぎない」と語っている。 2人の兄(チャールハーサン、チャンドラハーサン)も俳優・プロデューサーとして映画界で活動しており、姉のナリニ・ラグラームは古典舞踊のダンサーとして活動していた。3兄弟はパラマクディで初等教育を受けた後、マドラスに移住してサンソームで高等教育を受け、カマル・ハーサンは父の勧めもあって映画や芸術に興味を抱くようになった。