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ジョン・スタインベック

ジョン・スタインベック(John Steinbeck)

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ジョン・アーンスト・スタインベック(John Ernst Steinbeck, 1902年2月27日 - 1968年12月20日)は、アメリカの小説家・劇作家。スタインベックは「アメリカ文学の巨人」と呼ばれていた。また、スタインベックの多くの作品は西洋文学の古典と考えられている。また、生涯で27冊の本を出版している。その中には16冊の小説と、6冊のノンフィクション、2冊の短編集が含まれている。1929年の経済恐慌の影響を受けて貧窮にあえぐ小作農民の姿を描き、ピューリッツァー賞を受賞した代表作『怒りの葡萄』は75年に渡って売れ続け、1400万冊が販売されている。『エデンの東』では、キリスト教的原罪と人間の救いの可能性に新境地を開いた。スタインベックの作品の多くはカリフォルニア州中部が舞台となり、中でもサリナス峡谷やコースト・レーンジズ山脈は頻繁に登場する。1962年にノーベル文学賞を受賞した。 生い立ち スタインベックは1902年2月27日、カリフォルニア州モントレー郡サリナスで生まれた。姉2人、妹1人の長男だった。サリーナス高等学校を卒業、幼い頃からドストエフスキー『罪と罰』、ミルトン『失楽園』、マロリー『アーサー王の死』などを読み耽る文学好きの少年であり、学級委員も務めていた。 スタインベックの祖父は多くの農地を所持したドイツ系移民で、父はドイツ系2世の出納吏でもあった。母はアイルランド系の小学校の教師でスタインベックの読み書きの能力を育てた。 スタインベック家は元々「Großsteinbeck」という苗字だったが、祖父がアメリカに移民した際に「Steinbeck」と短縮した。ドイツに残る一族の農地は、いまだに「Großsteinbeck」と呼ばれている。 スタインベックは後年、不可知論者になるが幼少期は米国聖公会に所属していた。 青年時代 高校卒業後、一時砂糖工場で働いた。そこでスタインベックは移民の生活や人間の負の面を経験した。砂糖工場での労働経験は、『二十日鼠と人間』などの後世の作品に生かされている。スタインベックは地元の森や牧場や周りの自然を歩いて横断し、冒険することを好んだ。砂糖工場ではしばしば工場内で働く機会があり、物を書く時間を作れた。機械に対してかなりの適性を持ち、持ち物を補修することに愛情を持っていた。 スタインベックは1920年、スタンフォード大学の英文学部に入学する。1921年度は授業を全休し、牧場や道路工事、砂糖工場などで様々な労働を経験した。この時の経験がのちのスタインベックの作品の世界観に現れていった。

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