
ジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)
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ジェイコブ・ゲドレイーシュレキサ・ズマ(英語:Jacob Gedleyihlekisa Zuma、1942年4月12日 - )は、南アフリカ共和国の政治家。大統領(第11代)、アフリカ民族会議(ANC)議長(第13代)、副大統領(アパルトヘイト後第3代)、下院議員(3期)を歴任。 概要 ズールー人初の大統領であり、ズールー族の伝統衣装を着ることもあった。かつては南アフリカ共産党の活動家であるなど党内左派に位置する。 政治活動家としてアパルトヘイトの打破に並外れた役割を果たした。数々の汚職の疑惑を持っており、副大統領時代には汚職疑惑によって罷免された経歴がある。その後の無罪判決とともに2007年にANC議長に就任し、さらに2009年には大統領に就任した。ネルソン・マンデラ以降4人目の大統領として議会制民主主義への移行に貢献した。一方で、大統領となって以降も汚職疑惑は次々と出てきている。 略歴 ナタール州(現:クワズール・ナタール州)出身。小学校5年で中退。父が死んだ後は、15歳で働き始めた。1959年、ANCの活動を初め、1963年に他の活動家とともに逮捕されロベン島に投獄される。 1975年に釈放されるとともに出国し、スワジランドやモザンビークでソウェト蜂起による亡命者の対応を行う。1977年ANCの全国委員会に所属し、1987年に南アフリカ政府の圧力でモザンビークを追放された後、ザンビアで地下活動の指揮をとる。 1990年、ナタール州のANC議長に就任。アパルトヘイトの廃止後は、ズールー人の政治組織であるインカタ自由党との対話を開始し、暴力による対立を終わらせることに尽力する。1997年にANC副議長、1999年にタボ・ムベキ政権で副大統領に就任し、ポスト・ムベキの筆頭と目された。 しかし2005年、汚職疑惑を原因に副大統領を罷免され、下院議員も失職する。汚職容疑のほか、レイプ容疑で起訴されるが無罪判決を受け、2007年12月に58年ぶりに行われたANC議長選挙で現職のムベキを抑えて当選した。 2009年4月に行われた国民議会(下院)選挙でANCが6割以上の議席を獲得して勝利し、ズマ自身も議員となったため、ANC議長のズマが5月6日に下院で大統領に選出され、5月9日に就任した。 2014年3月19日、南アフリカの公的権力監視機関は、ズマ大統領が所有する邸宅に、巨額の公費を投じて「警備対策」の名目で、プールや来客用住居、円形劇場、鶏舎、家畜用のおり、プライベートの医療施設などが建設されたと発表した。この問題は、2014年の南アフリカの総選挙に影響するかと見られたが、実際の5月9日の選挙結果ではズマが率いるANCが62%を得て圧勝、ズマの2期目が確実となるなど、さほど影響しなかった。