
グルザール(Gulzar)
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グルザール(Gulzar、1934年8月18日 - )は、インドのヒンディー語映画で活動する詩人、作家、作詞家、脚本家、映画監督。インドにおいて最も偉大なウルドゥー詩人の一人に挙げられている。1963年に『Bandini』で作詞家デビューし、S・D・ブルマン、サリル・チョーダリー、ヴィシャール・バルドワージ、A・R・ラフマーンなど多くの著名な音楽監督の作品に参加した後、1970年代からは映画監督としても活動して『Aandhi』『Mausam』『Mirza Ghalib』『Kirdaar』などを手掛けた。また、ボーパールに拠点を置くNGO団体エーカラヴィヤ財団の活動にも協力しており、2013年4月にはアッサム大学の学長に就任した。 これまでのキャリアの中で国家映画賞、フィルムフェア賞、アカデミー賞、グラミー賞など多くの映画賞を受賞しており、2014年にはインド映画界の最高賞であるダーダーサーヘブ・パールケー賞を受賞した。また、2002年にサーヒティヤ・アカデミー賞、2004年にパドマ・ブーシャン勲章を授与されたほか、2024年にはインドで最も権威ある文学賞のジュナンピト賞を受賞している。 生い立ち イギリス領インド帝国のジェルム県ディナに暮らすシク教徒家庭(マカン・シン・カルラ、スジャン・コウル)の息子として生まれ、「サンプーラン・シン・カルラ(Sampooran Singh Kalra)」と名付けられた。学生時代はラビンドラナート・タゴール作品の翻訳版を愛読しており、これが人生の転機になったと後年語っている。インド・パキスタン分離独立の混乱の中、サンプーランは残された家族を養うため学業を中断してアムリトサルに移住し、その後はボンベイのベラシス通りにあるヴィチャレ・モータースに就職して自動車整備士として働きながら生計を立てていた。サンプーランは父から作家になることを反対されていたため、「グルザール・デーンヴィ(Gulzar Deenvi)」のペンネームを名乗って活動を始め、後に「グルザール(Gulzar)」と名乗るようになった。この時期に読書や執筆、学業、進歩的作家協会との関係構築など多くの活動を行っている。