
ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)
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ギレルモ・デル・トロ(またはギジェルモ・デル・トーロ、スペイン語: Guillermo del Toro、1964年10月9日 - )は、メキシコの映画製作者である。2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』で、アカデミー作品賞、アカデミー監督賞を受賞した。 来歴 父・フェデリコ・デル・トロ・トレス、母・グアダルーペ・ゴメスの息子としてメキシコのハリスコ州グアダラハラに生まれる。10代のはじめから映画に興味を持ち、『エクソシスト』の特殊メイクを手がけたディック・スミスに直接手紙を送っている。メキシコ国立自治大学付属映画学校で学んだ後にスミスの元で学び、メキシコに帰国後特殊メイク・造形の会社を立ち上げ10年以上特殊メイクに関わった。29歳の時からは本格的に映画監督にも乗り出す。 マイク・ミニョーラの大ファンであり、『ヘルボーイ』の映画化は彼が長年夢見ていた企画であったが、原作者ミニョーラとともにヘルボーイ役にロン・パールマンの起用を主張したため、ジョン・トラヴォルタなど、より知名度の高いスター俳優を望んでいたスタジオと対立。説得に7年を要し、製作費を大幅に削減されたが、デル・トロは「それでもロン抜きでは考えられなかった」と語っている。本作のヒットにより、製作会社を大手ユニバーサル・スタジオに移し、続編『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』が製作され、2008年に公開された。また、『ヘルボーイ』準備期間中だった2001年、『ヘルボーイ』映画化へ向けての実験を兼ね、同じくコミック原作のアクション映画である『ブレイド2』の監督を引き受け、マイク・ミニョーラを美術監修に招いてのプラハロケを敢行。前作『ブレイド』を超えるヒットとなった。 2006年のスペインで製作した『パンズ・ラビリンス』が米アカデミー賞で外国語映画賞を含む6部門にノミネートされ、技術部門で3冠に輝き、自身も脚本賞にノミネートされた。 2007年、のちに『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント: 蘇えりし者』で2年連続アカデミー賞監督賞を受賞するアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、『ゼロ・グラビティ』で第86回アカデミー賞8部門を受賞するアルフォンソ・キュアロンら2人のメキシコ人映画監督と共にメキシコで製作会社「チャチャチャ (Cha-Cha-Cha)」を設立。 2008年、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの前日譚である『ホビット』2部作の監督に就任し、製作総指揮のピーター・ジャクソンらと共に脚本も担当することになったが、相次ぐ資金や権利関係のトラブルなどで製作スケジュールが大幅に遅延したため、2010年に降板が発表された。監督はジャクソンが引き継ぐことになったが、脚本にはデル・トロの名前は変わらずクレジットされている。