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ジェリー・アランギラン

ジェリー・アランギラン(Gerry Alanguilan)

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ドロテオ・ジェラード・N・アランギランJr.(Doroteo Gerardo N. Alanguilan Jr.、1968年1月20日–2019年12月21日)は、フィリピンの漫画家。自国ではコミケロ (Komikero) という変名でも知られる。 ラグナ州サン・パブロ出身。1990年代から2000年代の初めにかけてフィリピン・コミック界が復興するのに重要な役割を果たした。フィリピンで出版されたグラフィックノベル作品『ウェイステッド』や『エルマー』のほか、米国で『ウェットワークス』、『X-メン』、『スーパーマン: バースライト』、『ウルヴァリン』などスーパーヒーロー・コミックのインカー(ペン入れ)を手掛けたことで知られている。オリジナル作品の多くはフィリピンが舞台であるか、登場人物がフィリピン人である。作品には人種差別を風刺した『エルマー』を始めとして社会批判の要素が取り入れられている。 生い立ち 幼少期 フィリピンのラグナ州サン・パブロで生まれる。サン・パブロ市に含まれるサンタ・カタリナというバランガイ(スペインによる征服以前には Sandig と呼ばれた)がルーツで、一族の言い伝えによると元々の姓はサン・ガブリエルだった。姓を変えたのはある魔女から七代にわたって困窮する呪いをかけられたためだったという。アランギランはその話を下敷きに San Dig 1944 という作品を描いている。「alanguilan(アランギラン)」は花が利用される樹木 Cananga odorata のタガログ語名である。この木は一般にはスペイン語綴りの名「Ylang-ylan(イランイラン)」の方が知られている。育った環境は田舎で野良ニワトリが多かった。アランギラン自身もソラノと名付けたニワトリを飼っていたが、ひどい扱いをして目をつつかれそうになったことがあった。その反省は作品『エルマー』に活かされている。 1984年に聖トマス大学に入学し、建築・美術学部で1989年に学位を取得した。

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