
ジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)
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この人は?
ジェフリー・エヴァレスト・ヒントン(英: Geoffrey Everest Hinton、1947年12月6日 - )は、イギリス生まれのコンピュータ科学および認知心理学の研究者。ニューラルネットワークの研究を行っており、人工知能(AI)研究の第一人者とみなされている。トロント大学名誉教授(2022年時点)。2024年にジョン・ホップフィールドとともにノーベル物理学賞を受賞した。 経歴 ロンドンのウィンブルドンに生まれた。ケンブリッジ大学キングス・カレッジに入学し、生理学と哲学に専攻を学んだが、実験心理学に変更し、1970年に卒業、1978年にエディンバラ大学で人工知能の研究によりPh.D.を取得した。サセックス大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校(米国)、カーネギーメロン大学を経て、トロント大学コンピュータサイエンス学部教授に就任した。 業績 ヒントンは、デビッド・ラメルハートおよびロナルド・J・ウィリアムズと共に、多層ニューラルネットワークの学習における誤差逆伝播法を普及させた、1986年に出版された非常に引用数の多い論文の共著者であった。また、ボルツマンマシン、オートエンコーダ、ディープ・ビリーフ・ネットワークの開発者の1人であり、これらの手法が第三次AIブームを直接的に引き起こしたディープラーニングとなった。彼らがこの手法を最初に提案したわけではないが、ヒントンは、ディープラーニングコミュニティにおける第一人者とみなされている。 2012年、ImageNetを用いた画像認識コンテスト「ILSVRC」(the ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)の2012年大会に彼の学生であるアレックス・クリジェフスキーおよびイリヤ・サツケバーと共同で開発したAlexNet(畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を採用)を持ち込み、初参加ながら次点を大きく引き離す高得点で優勝した。これ以降、ディープラーニング分野の研究が注目され、巨大テック企業の大型投資が相次いでいる。 自身も2013年、自らが持つスタートアップ企業「DNNresearch Inc.」がGoogleに買収され(いわゆるアクハイヤー)、以降、非常勤としてGoogle BrainにてAI研究に携わる。 2018年、ディープラーニングの取り組みを評価され、「計算機科学のノーベル賞」と言われるチューリング賞を受賞。同時受賞はヤン・ルカン(ニューヨーク大学、Meta)、ヨシュア・ベンジオ(モントリオール大学)。この3名は、「AIのゴッドファーザー」「ディープラーニングのゴッドファーザー」と呼ばれている。