
ダレイオス1世(Darius the Great)
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ダレイオス1世(古代ペルシア語: 𐎭𐎠𐎼𐎹𐎺𐎢𐏁 d-a-r-y-v-u-š(Dārayavaʰuš) ダーラヤワウシュ、紀元前550年頃 - 紀元前486年10月)は、アケメネス朝ペルシア帝国の王(在位: 紀元前522年9月29日 - 紀元前486年10月)。一般にキュロス2世から数えて3(4)代目の王とされるが、本人によればアケメネス家の9代目の王である。簒奪者の偽スメルディス(ガウマータ)とされた人物を排除して王位に就き、帝国の全域で発生した反乱をことごとく鎮圧して、西はエジプト、トラキア地方から東はインダス川流域に至る広大な領土を統治した。彼は自らの出自、即位の経緯、そして各地の反乱の鎮圧などの業績をベヒストゥン碑文として知られる碑文に複数の言語で記録させており、これは近代における楔形文字と古代ペルシア語解読のための貴重な資料を提供した。また、今日にもその遺跡が残されているペルセポリスの建設を開始した。 名前 ダレイオス1世の名は古代ペルシア語ではダーラヤワウシュ(古代ペルシア語: 𐎭𐎠𐎼𐎹𐎺𐎢𐏁 d-a-r-y-v-u-š(Dārayavaʰuš)<dārayavaʰu-(ダーラヤワウ)<dāraya-(保つ)+vahu-(善い))、短縮形ではおそらくダーラヤウシュ(古代ペルシア語: *Dārayauš)といい、この名は「善きものを(固く)保つ」を意味する。ペルシア語ではダーリューシュ(ペルシア語: داریوش Dāryuš)またはダーラー(ブ)(ペルシア語: داراب/دارا Dārā(b))という。 この名は日本語では主にダレイオス(ギリシア語由来)、ダリウス(ラテン語由来)といい、ダリヨス(タナハ/旧約聖書の訳から)、ダーラヤワウなどともいう。ダレイオス1世はダレイオス大王とも呼ばれる。 ダレイオス1世とその後継者は広大な領域を統治したため、多くの言語の多くの形でその名が記録されている。主要なものは以下の通りである。 ギリシア語: Δαρειαῖος Dareiaîos ダーレイアイオス(ダレイアイオス)/(ザリエオス) アラム語: 𐡃𐡓𐡉𐡄𐡅𐡔/𐡃𐡓𐡉𐡅𐡄𐡅𐡔 dry(w)hwš エラム語: da-ri-(y)a-ma-u-iš アッカド語: da-(a-)ri-ia-(a-)mušなど ヘブライ語: דָּרְיָוֶשׁ Dārəyāweš ダーレヤーヴェシュ/ダレヤヴェシュ短縮形は以下の名に対応する。