
Count Binface
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ビンフェイス伯爵(ビンフェイスはくしゃく、英: Count Binface)は、イギリスのコメディ作家ジョナサン・デイヴィッド・ハーヴェイ(Jonathan David Harvey、1980年5月 - )が創作し、自ら演じる風刺的な選挙候補者・キャラクターである。銀色のごみ箱型ヘルメットとマントを着けた「独立系宇宙戦士」を名乗り、ユーモアを用いた公約を通じて現実の政治問題を風刺しながらイギリスの選挙に立候補している。 日本語の報道では、共同通信社が「ビンフェイス伯爵」、BBCニュース日本語版が「顔がごみ箱伯爵」と表記している。 2019年以降、首相在任中のボリス・ジョンソン、リシ・スナクなどと同じ選挙区からたびたび出馬したほか、2021年と2024年のロンドン市長選挙にも立候補した。選挙運動では、政治風刺を通じて選挙参加と民主主義の価値を訴えることを目的に掲げている。 演者と成立の経緯 ハーヴェイはロンドンのクロイドンで生まれ、オックスフォード大学で古典学を学んだ。風刺テレビ番組『The Thick of It』、『Have I Got News for You』、『Time Trumpet』などの脚本を手掛けた。 2017年、ハーヴェイは映画『Gremloids』(別題『Hyperspace』)に登場するキャラクター「バケットヘッド卿」に扮し、2017年イギリス総選挙のメイデンヘッド選挙区で当時の首相テリーザ・メイに対抗して立候補した。この姿が選挙結果発表のテレビ中継に映り、広く注目された。しかし、その後に映画の監督で権利者のトッド・ダーラムがキャラクターの権利を主張したため、ハーヴェイはバケットヘッド卿の使用をやめた。 そこでハーヴェイが新たに創作したのがビンフェイス伯爵である。 キャラクター設定 ビンフェイス伯爵は、銀色のごみ箱型ヘルメットとマントを身に着けた「独立系宇宙戦士」とされる。設定上は惑星シグマIXから来た宇宙人で、「リサイクロン族」の指導者を名乗っている。 選挙活動 2019年総選挙では無所属だったが、2021年ロンドン市長選挙では「Count Binface for Mayor of London」、2023年以降の国政選挙ではビンフェイス伯爵党(Count Binface Party)所属と記載されている。 2019年総選挙 2019年イギリス総選挙では、当時の首相ボリス・ジョンソンが立候補したアクスブリッジ・アンド・サウス・ルイスリップ選挙区から無所属で出馬した。同じ選挙には、別の人物が演じるバケットヘッド卿も出馬していた。ビンフェイス伯爵は69票を得て、12人中7位となった。