
Circuit des 24 Heures
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サルト・サーキット(仏: Circuit de la Sarthe,シルキュイ・ドゥ・ラ・サルト)は、フランスのサルト県ル・マン市郊外にある、常設コースと公道区間を組み合わせたサーキットである。正式名称はCircuit des 24 Heures du Mans(ル・マン24時間サーキット)。 毎年6月に世界三大レースのひとつであるル・マン24時間レース、隔年7月にヒストリックカーレースのル・マン・クラシックが開催されている。 概要 コースはル・マン市街地から南に下ったところにあり、2/3の区間は普段、地方道 (Route départementale) として使われている一般公道を閉鎖して走行する。なお公道区間に何個かあるラウンドアバウトについては、レース時のみ使用される迂回区間が設けられているほか、同様に公道区間内の一部のコーナーについてもレース専用区間がある。 ピット施設とその周辺セクションは、パーマネント・サーキットの「ブガッティ・サーキット」と共用する。1周の距離は13.626kmあり、ニュルブルクリンク24時間レースが開催されるニュルブルクリンク・複合コース(北コース+GPコース 全長25.378km)と並んで、往時のロングコースの伝統を残している。 当初は極めて緩やかな高速コーナーと超ロングストレートを2つ含む単純なレイアウトであったが、高速化するレースカーに対する安全性の向上や死亡事故への対策として、コーナーの追加や道幅の拡張などが行われてきた。それでも高速コースという特性は変わらず、プロトタイプカー(LMP1クラス)の平均速度は240km/hに達し、これはモンツァ・サーキットで行われるF1イタリアグランプリに匹敵する。 ル・マン仕様のマシンはドラッグ削減をテーマとし、ロングテールなどの特殊なエアロキットを使用する場合もある。ただし、ポルシェ・カーブのような高速セクションを攻略するためには、ある程度のダウンフォースも必要となる。 公道区間は再舗装により路面が滑らかになったが、道幅は通常の2車線道路であり、ランオフエリアも常設区間に比べると狭い。公道でも300km/hを超えるスピードが出る上に、レース中はプロトタイプカーとGTカーが混走するため、速度差の大きい車同士が接触してクラッシュにつながる危険性をはらんでいる。