
キャット・スティーヴンス(Cat Stevens)
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キャット・スティーヴンス(英語: Cat Stevens)とは、ロンドン出身のイスラム教徒、教育家、慈善活動家であるユスフ・イスラム(Yusuf Islam、1948年7月21日 – )である。彼は改宗前にこの名前でシンガー・ソングライターとして活動して、1970年代に大きな成功を収めた。 概要 イスラムはキャット・スティーヴンスとして1966年にデビューし、1979年末に音楽業界を離れるまでに、世界中で6000万枚以上のアルバムを売り上げた。アルバム『父と子』(1970年)と『ティーザー・アンド・ファイヤーキャット』(1971年)はアメリカ合衆国だけでそれぞれ300万枚以上のセールスを記録し、全米レコード協会によってトリプル・プラチナムに認定されている。つづく『キャッチ・ブル・アット・フォー』(1972年)はアメリカ国内で発売後2週間で50万枚を売り上げ、ビルボード誌のアルバムチャートの首位の座を3週連続保持した。また楽曲「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」(1967年)が4人のアーティストによってヒットチャート入りを果たしたことによって、2005年と2006年の2年連続で、アメリカ作曲家・著作者・出版者協会(ASCAP)のソングライター・オブ・ザ・イヤーの表彰の対象になった。 シンガー・ソングライターとして栄光の頂点にあった1977年、彼はイスラム教に改宗した。翌1978年、ユスフ・イスラムに改名して、ムスリム共同体の教育問題や慈善活動に身を捧げるために音楽業界を離れた。28年後の2006年に復帰し、アルバム『アン・アザー・カップ』を発表した。 世界平和を訴える活動が評価されて、「平和の人」賞(2004年)や「平和のための地中海」賞(2007年)など、幾つかの賞を与えられた。現在妻と5人の子供たちとともにロンドンのブロンズベリー・パークに住み、毎年一時期をドバイで過ごしている。 生い立ち (1948年 - 1965年) スティーヴンスは本名スティーヴン・ジョルジオ、ギリシャ系キプロス人の父ステイヴロス・ジョルジオと、スウェーデン人の母イングリッド・ウィックマンの3番目の子供として生まれた。彼の両親は、ロンドンのソーホーにあるピカデリー・サーカスから数ステップほど離れた場所に位置するシャフツベリー・アヴェニューで、ムーラン・ルージュという名のレストランを営んでいた。当時一家は全員そこで働いており、店の上に住居を構えていた。父親はギリシャ正教徒、母親はバプテストであったが、スティーヴンスはマックリン・ストリートにあるセント・ジョセフ・ロマン・カトリック小学校というカトリック系の学校に通っていた。両親は彼が8歳のころに離婚するが、その後もレストランを共同で経営し同居を続けた。