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バラス・スキナー

バラス・スキナー(B. F. Skinner)

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バラス・フレデリック・スキナー(Burrhus Frederic Skinner, 1904年3月20日 - 1990年8月18日)は、アメリカ合衆国の心理学者で行動分析学の創始者。B.F. SkinnerまたはBF Skinnerと表記されることが多い。 20世紀において非常に影響力の大きかった心理学者の一人で、自らの立場を徹底的行動主義(radical behaviorism)と称した 。スキナーは系統的に行動主義心理学の一員で、他にトールマン、ハル、ガスリーなどがいる。 人物 スキナーは自由意志とは幻想であり、ヒトの行動は過去の行動結果に依存すると考えていた。もし過去の行動結果が悪いものであったなら、その行動は繰り返されない確率が高く、良い結果であれば、何度も繰り返し行いえるとの立場に立っていた。これをスキナーは「強化理論(Principles of Reinforcement)」と呼んだ。 スキナーは、行動強化のために強化理論を用いることをオペラント条件づけと呼び、その強化度を測定する尺度として最も適切なものは応答速度だとした。彼はオペラント条件づけの研究のために「オペラント条件づけ箱」を発明し、これはスキナー箱として知られている。さらに応答速度測定のため速度累積レコーダーを発明し、これらを用いて心理学者チャールズ・ファースターと共に様々な業績を残している。 またもともとは小説家志望であったことを反映してか、小説の執筆など作家活動も行っている。代表作は、ソローの「ウォールデン:森の生活」を下敷きに心理学的ユートピアを描いた「ウォールデン2」。 来歴 1904年、ペンシルベニア州サスケハナにて生まれる。家庭は「温かく安定した」環境であったという。4人家族で、父は弁護士、母は専業主婦、2歳下の弟がいた。幼少期から工作に熱中し、浮力を用いた熟した実と未熟な実を選別する装置や、逆方向にステアリングするカート、永久機関装置などを試作した。弟のエドワードは、スキナーが18歳の時、脳出血により16歳で死去している。 ハミルトン・カレッジで英文学を専攻。1926年に卒業後、作家を志すが、創作に行き詰まり「暗黒の年」と呼ぶ時期を過ごす。ニューヨーク市の書店で働く中で、イワン・パブロフやジョン・B・ワトソンの著書に触れ、行動主義心理学に強く惹かれた。 24歳でハーバード大学心理学科に入学。生理学部長ウィリアム・クロージャーの指導のもと、自作の装置(後に「スキナー箱」として知られる)を用いて、動物の行動を通して強化の随伴性を実験的に明らかにした。この研究成果は1938年に出版された最初の著書『生物の行動』にまとめられた。また、在学中に同級生であった心理学者フレッド・S・ケラーとは、生涯にわたる親交を築いた。

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