
アンジェラ・デイヴィス(Angela Davis)
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アンジェラ・デイヴィス(Angela Davis、1944年1月26日 - )は、アメリカ合衆国の活動家、著作家、学者である。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の名誉教授である。マルクス主義者で、アメリカにおける左翼運動の重要な活動家として知られる。また、デイヴィスは階級、フェミニズム、アメリカの刑務所制度、産獄複合体などの専門家として知られる。 経歴 1944年1月26日、アラバマ州バーミングハムに生まれる。ブランダイス大学ではフランス語専攻の優等学生マグナ・クム・ラウデ、3代目の Phi Beta Kappa として表彰され(1965年卒業)、フランクフルト大学では哲学を専攻した。フランクフルト学派の著名哲学者ヘルベルト・マルクーゼのもとで勉強したことで、マルクス主義に興味を持つ。 アメリカに帰国し、カリフォルニア大学サンディエゴ校で学業のかたわら学生非暴力連帯委員会(SNCC=Student Nonviolent Coordinating Committee)、ブラックパンサー、共産主義活動の主流にあり、1969年に修士号を授与されると東ドイツのフンボルト大学ベルリンに進み博士号を取得する。 再びアメリカに帰国し、マルクス主義フェミニストとして共産党に入党する。この時期に、第二波フェミニズム、ブラックパンサー党、反ベトナム戦争運動などに関わる。1969年には、カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて助教授となるが、直後に共産党との関わりなどから理事会により免職となる。ディヴィスは異議を申し立て、裁判により大学側の判断は違法だとされ復職するが、すぐさま過激な発言を理由に懲戒解雇される。アメリカ大学教授協会(AAUP)は理事会のこの決断を非難した。 1970年、デイヴィスの名で登録された銃がカリフォルニア州の裁判所襲撃殺人事件に使われると、主犯にデイヴィスと面識のあるブラックパンサー党員がいたこと、デイヴィスと黒人政治犯釈放運動との関わり、指名手配中に逃亡したとして誘拐、殺人ならびに脱獄の共謀の嫌疑をかけられる。起訴後も保釈を許されないまま、1年半を刑務所で過ごす。全米でデイヴィス釈放運動が行われ、オノ・ヨーコやジョン・レノンなどの著名人も参加した。1972年、ラテン系1名を除く裁判官全員が白人の法廷において全ての罪状で無罪となる。 1980年代はサンフランシスコ州立大学の教授として教鞭をとった。デイヴィスの研究の多くは刑務所廃止運動に関連し、1997年には産獄複合体 解体を目指す「Critical Resistance」を共同で立ち上げた。