
アビィ・アハメド(Abiy Ahmed)
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アビィ・アハメド・アリ(Abiy Ahmed Ali、アムハラ語: ዐቢይ አህመድ አሊ、オロモ語: Abiyyii Ahimad Alii、1976年8月15日 - )はエチオピアの政治家、軍人。2018年4月2日よりエチオピアの首相を務める。2019年に、その首相就任後に行った国民のための政治、特に長年終結しなかったエリトリアとの和平を実現したことが評価され、ノーベル平和賞を受賞した。2021年10月、アビィ・アハメドは2番目の5年間の任期で正式に誓約された。 人物 中南部地域に主に住むオロモ人出身としてはエチオピア初の首相(首相就任に際してオロモ人民民主機構(ODP)議長、与党連合エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)代表に就任)。報道などでは氏名はアビー・アハメドと表記されることが多い。なお、「アハメド」というのは姓ではなく父称(「アリ」は祖父の名)であり、通常は個人名のアビィ(アビー)で呼ばれる。 生い立ち・家族 1976年、現在のオロミア州にある小さな村ベシャシャにて誕生した。父親はオロモ人のイスラム教徒である一方で母親はアムハラ人のキリスト教徒であり、幼少時には「革命」を意味するアビヨット(Abiyot)という名で呼ばれていた。 アビィの父であるアハメド・アリ(別名アバ・ダベス、アバ・フィタ)はムスリムとして4人の妻を有した。母のテゼタ・ウォルテはエチオピア正教会の信徒でありアハメドの4番目の妻だった。アビィは夫妻の6人目の子にして末っ子だった。アビィの妻の名はジナシュ・タヤチョウといい、夫妻の間には3人の娘が誕生している。 学歴 出身民族地域のオロミア州で初等・中等教育を受けた。その後、後述する反政府運動に参加した後、政権交代後の国軍に勤務しつつ、首都のアジス・アベバにあるマイクロ情報工学大学で学位を得た(2001)。その後も、アッシュランド大学MBAなどの学位を得ている。また、政治の世界に入った後、アディスアベバ大学において、地元地域での宗教対立による紛争を題材にした研究で博士の学位を得ている(2017)。 反政府運動への参加・軍歴 10代のころに当時の政府(メンギスツ・ハイレ・マリアムの軍事独裁政権)に対する反政府運動を行う武装組織であったオロモ人民民主機構に参加する。当時の反政府組織の多くは北部のティグレ人であったが、オロモ人でありながらティグレの言葉を短い時間で覚えたことで、ティグレ人が多数派である反政府運動の中でもその存在を現した。