محاولة انقلاب 2016 في تركيا
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2016年トルコクーデター未遂事件(2016ねんトルコクーデターみすいじけん、トルコ語: 15 Temmuz Darbe Girişimi「7月15日クーデター未遂」)は、2016年7月15日にトルコで同国軍の一部がクーデターを画策し失敗に終わった事件である。民間人を含め、死者は290人に及んだ。 背景 2003年に首相に就任し、11年務めた後の2014年に大統領に就任したレジェップ・タイイップ・エルドアンは好調な経済を背景に支持率を高める一方、独裁的な傾向を強め、トルコのイスラム化政策を推し進めた。これに対して、エルドアン率いる公正発展党(AKP)政権成立当初から世俗派の守護者を自負するトルコ軍は政教分離を重視していたため、軍との関係は良くなかった。 また2013年には広範な政治背景の若者を中心に始まったゲズィ公園の反政府デモの発生や12月のギュレン派検事によるAKP政権への大規模な汚職捜査によって、エルドアン政権の人気に翳りが見え始めていた。 2015年6月の総選挙でクルド系の政党HDPが躍進したことでAKPの国会議席過半数割れを起こしたため、クルディスタン労働者党(PKK)との和平交渉の決裂によって、極右の民族主義者行動党(MHP)に接近したことで11月の再選挙でAKP単独過半数を回復した。 そのような中、事件直前の2016年5月5日には憲法改正による大統領権限の強化を目指すエルドアンと対立してきた首相(公正発展党党首)のアフメト・ダウトオールが辞任を表明するなど、エルドアンによる強権体制の強化が懸念された。 推移 2016年7月15日夜、トルコ軍の一部反乱勢力がイスタンブールのボスポラス海峡に架かるボスポラス大橋とファーティフ・スルタン・メフメト橋を部分的に封鎖し、首都アンカラ上空では軍用機で低空飛行を行ったほか、イスタンブールやアンカラの路上には兵士が展開した。15日は金曜日であったためイスタンブールは多くの人々でにぎわっていたが、クーデター発生により人々は家路を急ぎ、町から人の姿は消えた。またイスタンブールにあるアタチュルク国際空港の周辺には戦車が展開され、同空港に到着予定だった航空便はキャンセルされた。 また、作戦初期の段階で参謀総長のフルシ・アカルがアキンジ空軍基地で反乱勢力に身柄を拘束され、人質となった。